レンズケアの基本はこすり洗いです

使い捨てタイプのコンタクトレンズでも2週間タイプや1ヶ月タイプなどは、こすり洗いしなければならないタイプがほとんどです。手洗いする際に、誤った方法で洗ってしまうと、使えなくなってしまうだけでなく、目に悪い影響を与えてしまう恐れもあります。そのため、正しい手順でしっかりと洗うことが大切です。

レンズのお手入れをする前には、必ず石鹸を使って手を洗いましょう。手に汚れやゴミが付着していると、傷や破れの原因になります。
まずは、手のひらにレンズを載せ、洗浄液でゴミや汚れを軽く洗い流してください。
次にこすり洗い用の洗浄液を3〜5滴たらし、人差し指の腹を使って表裏それぞれを20回程度ずつ優しくこすって洗います。
洗う際は、前後に軽く揺するような感じで洗うのがポイントです。爪が当たると破れてしまうことがあるので、指先が当たらないように注意しましょう。
最後に、こすり洗い用洗浄液をしっかり流し落とし、通常通りの保存方法で保管してください。

こすり洗いが不十分で汚れが残っていたり誤った方法でレンズに傷をつけたりしてしまうと、目に傷ができることやアレルギー性結膜炎になることがあります。そのため、快適に続けて行くためには、正しい方法できちんとお手入れすることが大切なのです。